介護特集

TOWN介護 FEATURE02

興陽レンジャーショーのオールキャスト。
カラフルでかわいいレンジャーと武器を持った悪党がおばあさんを囲む

認知症を知ってほしいから、いろんな場所で活動したい

授業風景

教室で行われた福祉系列の生徒によるハンド
マッサージも好評/生徒たちが心を込めて
手作りしたスイーツも人気

 毎年、春と秋の2回にわたって開催される伊勢崎興陽高等学校の恒例行事「興陽フェスタ」。農業系列による野菜や花の苗の販売をメインに、生徒達による軽食の販売や体験学習など、様々なイベントが実施され、福祉系列では援助技術研究部の生徒による「興陽レンジャー」のショーを披露しました。このショーの内容は、認知症を題材として扱ったもの。福祉への関心を高める啓発イベントとして活動しており、台本から音楽、効果、衣裳や小道具など、すべて生徒たちが考えて制作しています。また、生徒たちが福祉の授業を通して学習してきたことを、より多くの人たちに分かりやすく伝えることによって、自分たちの知識を確認し、さらに理解を深めることにつながるという効果もあるようです。

 配役はレッド、ブルー、パープル、イエロー、ピンクのレンジャー5人と、3人の悪党と認知症のおばあさん。このほか司会のおねえさんと音響効果で編成。ショーを終えたばかりのレンジャー役の生徒に感想を聞いてみると、「お客さんが笑ってくれたり、反響があったので練習してよかったと思いました」「認知症になった人に対して、どういうケアをしていけばいいのかを、このショーを見て伝わったらいいな」「福祉を学びたいと思ってくれる人が増えたらいいな」「今は学校内のイベントだけでやっているけれど、もっとほかの場所でも活動してみたい」などなど、元気いっぱいに話してくれました。

 実際、今回のショーの後に、施設勤務の方から声が掛かって、出張講演の依頼を受けたそう。今年度は同校での文化祭もあり、ますます今後の活躍の場が広がりそうです。